短期間で身に着く理由

指圧が短期間で習得できる理由をお話しします。

シンプルなので覚えやすい

まず第一に「技術がシンプル」だという事です。指圧は「圧す・引く」の単純動作ですから、そこに技巧的な技は存在しません。

一般的な手技はテクニカルな技術も多く、時には巧緻性(器用さ)も求められます。
すると必然的に覚える事も多くなり、習得期間が長くなります。

それに対し指圧は単純な操作ですから、覚えやすく習得期間も短いのです。

「全身指圧」を覚えるだけ…

二番目としては「一つの形を覚えるだけで良い」という事です。

指圧では治療ごとに、新しい技術やテクニックを覚える必要はありません。

一般的な手技は腰痛なら腰痛の、膝痛なら膝痛のというように、そのトラブルに応じたテクニックが存在します。

学習者は学ぶ病気ごとに、それらテクニックを覚える事になりますから、習熟するまでには相応の時間が掛かります。

しかし指圧の場合は、基本となる「全身指圧」だけを覚えれば良いので、習得期間も短くて済むのです。

覚える事柄が少ない

三番目には、そもそも「覚える事柄が少ない」という事です。

これは上記とも関連しますが、指圧では「全身指圧」だけを覚えれば良いので、それだけ覚える分量も少ないのです。

皆さんも自宅でセミナーの復習をする時、「あれっ、どうだったかな」と迷った経験はありませんか。

様々なテクニックがあるという事は、覚える分量も多いので時間も労力も掛かります。

指圧は「全身指圧」だけを覚えれば良いので、数ヶ月程度でマスターできるのです。