このDVDは故増永静人先生が残した経絡指圧を忠実に再現したDVDです。経絡指圧はプロの間では広く知られていますが、実際に技術を習得されている方は殆んどいないのが現状です。当会では平成2年よりセミナーを通して経絡指圧を普及して参りました。経絡指圧は従来の指圧と違って両手を別々に使用すること。またその操作がバラエティに富んでいることなどからなかなか覚え難く、途中で習得を諦める方も少なくありませんでした。正確な指圧技術を覚えるためには「正確な押圧順序」と「正確な押圧フォーム」の2つを覚えなくてはなりません。しかし途中までは何とか習得出来ても後半から技術が雑になったり、順序を取り違えたりフォームが崩れたり、また全体の流れを忘れてしまったりという事で「なかなかマスターできない」のです。受講生から復習や独習のためのビデオが是非ほしい…。そんな要望で生まれたのがこのDVDです。またDVDだけでは表現できない部分を解説書で細かく解説しています。

 このDVDは「経絡指圧通信講座、基本実技編」をDVD化して分冊したものです。各巻は各臥位における経絡指圧の「形」を覚えてもらう内容になっています。経絡指圧の「全身指圧」は、全身の経絡走行を考慮して組み立てられており、この指圧だけで様々な疾患やトラブルに対処できるのです。また指圧の流れは「図解全身指圧(別売)」とつき合わせて学習される事をお薦めします。指圧はツボを覚えるより、キチンとしたフォームで指圧をする事を覚えた方が効果的です。DVDでは指圧のための押圧フォームや姿勢などに重点を置いて、視覚的に覚えてもらえるように配慮してあります。各巻の指圧を丁寧に覚えてもらえれば、多少不正確であっても必ず効果が出るはずです。


 指圧に必要な基本的な圧法を学習する。
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
指圧に必要な圧迫法を解説する。形が出来ても押圧技術が曖昧だと効果はない。効果的な押圧とはどのようなものか。ピシッと経絡にはまる押圧法とはどのようなものか。その具体的な方法を解説している。

 どこでも手軽!悪酔いから二日酔いに即効…。
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
座位指圧の前半(背中、腕)を解説する。全身指圧の中でも最も難しい。座位は場所を選ばず応用範囲も広く、とくに車酔いや悪酔いなど救急法として著効を示す事が多い。ぜひマスターしたい指圧法だ。

 肩凝りからストレス解消法の手技を解説
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
座位指圧の後半(頚、上背)を解説。上背部は目や精神的疲れを取る重要な施術ポイント。また上背と頚部を組み合わせる事で現代病であるストレスやOA症候群にも対処できる。

 基本となる横臥指圧を詳細に解説!
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
横臥位での指圧は横向きで、しかも背後から施術するので相手は大変リラックスしやすい。緊張過多や不安の強い人などには最適なポジションでもある。横臥では最後に「下肢伸展法」をマスターする。

 指圧の中心的な技法をまとめた一巻!
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
伏臥指圧の前半(頭部から背部)を解説する。体に違和感が現れると必ず背部に反応が現れる。また診断箇所としても背部を活用する事も多く、背部指圧に習熟する事は、このような診断技術習得の下準備になる。

 「ひざ」を使った斬新的な押圧技術を紹介!
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
伏臥指圧の後半(腰から脚)を解説。このパートでは新しい押圧ツールとして「ひざ」を使う。この膝圧は圧迫力が大変強く寫法として効果が大きい。腰臀部の指圧では経絡指圧独特の技法も紹介している。

 経絡指圧の極意「腹部指圧」の方法を解説!
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
「お腹」の指圧を解説する。腹部は臓器のある部位で指圧効果も大きく、また古くから漢方の診断部位にもなっており、それを踏まえた練習を行うと経絡診断や臨床実技を学ぶ際大いに役立つ。必見のDVD だ。

 「ひじ」を使った下肢指圧の方法を伝授…!
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
大腿部の指圧を解説する。このパートでは新しい押圧ツールとして「ひじ」を導入する。大腿部は各経絡の反応が出やすく、また腹部と繋がっているので押圧効果がストレートに出やすい。必ずマスターすべき箇所だ。

 指圧で頭をリラックスさせる技術を紹介!
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
頭部や顔の指圧は神経の鎮静効果がある。鎮静効果は腹部でも効果があるが、頭部では効果が直接的で効き目が早い。頭部は地味な指圧技術ではあるが、日ごろから神経をすり減らしている人には著効がある。

 施術後の気の巡りを良くする 〜クールダウン操法〜
DVD、30分 ★4,500円

◇DVDの内容
指圧の最後の仕上げとして行われる。上下肢とも軽い「押圧や撫擦」を加えながら最後に「伸展法」を行って終了する。全身調整は指圧のゆったりしたリズムから、日常のリズムに戻すための調整として行う。