経絡指圧は効く…プロの間ではそう語り継がれて来ましたが、その現実的なアプローチ法は全く知られていませんでした。経絡指圧の治療では、まず経絡治療の理論を知り、そしてその理論に基づいた方法でアプローチするため初学者にはなかなか理解できないのです。またセミナーなどでは受講生を患者と見立ててシュミレーション治療をするので実感しずらいと言うこともありました。このような事から臨床技術を単純に映像で紹介するのは難しいのでは…という不安がありました。しかし指圧の臨床技術はその「理論」と「技術」をバランスよく入れられれば理解ができるものです。このような観点から試行錯誤を繰り返し、経絡指圧の臨床の核をバランスよく配置し解説したものがこのDVDです。
このDVDは「経絡指圧通信講座、臨床実技編」をDVD化したものです。前半の巻は臨床技術のベースとなる知識を実際の施術や実験を交えて解説しています。頭だけの知識に終わらないように、また技術に直結できるように解説を工夫してあります。後半の巻は具体的な症例を示し、前半の知識を踏まえて実際のアプローチ法を紹介しました。とくに学習効果を考えて運動器の臨床は時間をかけて解説してあります。このDVDでは限られた症例だけを載せてありますが、これらを十分理解し習熟すれば他の症例でも十分対応できる内容になっています。
◇DVDの内容 指圧を臨床で活用するためには、キチンとした診断技術が必要となる。指圧の診断法とはどのようなものか。またどのような原理で診断ができるのか。経絡指圧の診断のカラクリを懇切丁寧に解説した。
◇DVDの内容 漢方には「証」と呼ばれる診断体系がある。湯液では薬剤名が証となるが、経絡指圧では歪みのある経絡を診断する事が証となる。そのためには「漢方四診」と呼ばれる診察技術を理解する必要がある。この巻では証決定のやり方を詳細に解説した。
◇DVDの内容 証診断の決め手は腹診である。腹診によって経絡の歪みとその患者のコンディションを同時に把握する事ができる。この技術は経絡指圧の核になる高等技術であるが、ここではその方法を実際の施術の中で活用できるように解説した。
◇DVDの内容 闇雲に指圧をしても病気は治らない。物には順序があるように治療にも順序とコツがある。この巻では代表的な運動器疾患を例に取りその原則を解説した。この治則が理解できれば他の病気でも応用が利くはずである。通常の倍の収録時間になっている。(解説:ムチウチ、腰痛、五十肩)
◇DVDの内容 内臓疾患を苦手とする指圧師は多いが、補法を主体とした経絡指圧ではむしろ運動器より扱いやすい。ただ運動器と違って経絡指圧の総合力が要求される。ここでは内臓疾患の漢方的な診かたと経絡指圧独自の「証の吟味」を解説した。(解説:胃潰瘍、高血圧、糖尿病、他)
◇DVDの内容 普段の治療ではキチンと証を取って治療するが、小さなトラブルでは手順だけで症状を抑えることが出来る。この巻では旅行やスポーツなどで起こるトラブルをその場で治す即効治療の方法を解説した。 (解説:肩こり、打撲捻挫、寝違い、悪酔い、腱鞘炎、他)